ピンキリのエニアグラム講座

エニアグラム全般,タイプ4

MBTIは団体がしっかりしているようで、許可した分しかセミナーやワークショップを開けないと聞いたことがあります。私が聞いたこの話が事実なら厳しい制約はありますが、セミナーやワークショップのレベルは保証されます。

しかしエニアグラムは誰でもセミナーであろうとワークショップであろうと開催できます(というか実際いろいろな人がやっています)。なのでレベルはピンキリです。当たりを引けば良いのですがハズレもいっぱいあります。アタリかハズレかは参加してみるしか確認のしようがありません。

参加費を払う前にアタリかハズレかが分かれば良いのですが、なかなか難しいでしょう。と言うのも本当のタイプじゃなくて、参加者がなりたいタイプに判定することで人気を得ている講師やファシリテーターもいるようにも私は思うからです。

「あなたはタイプ○だから□□ってところ(←良いイメージの部分)があるよね。」などのように、参加者が耳にしたい話をしてくれると誰でもリピートしたくなるでしょう。逆に「そこがあなたの囚われが現れている部分ですよ。」のように、根源的恐れに直結することを言われるとどうでしょうか? それが本当のタイプであればあるほど、パンドラの箱を開けるようなマネをされては居心地が悪い思いをすることでしょう。

後者のところに行って嫌な思いをした参加者は、前者のところに行って「先生、別のところに行ってみたらタイプ▲って判定されちゃいました。私ってタイプ○ですよね?」と愚痴を言い、「いやいや ××さんはどっからどう見てもタイプ○ですよ。だって~って特徴がタイプ○そのものじゃないですか~」的なことを返してあげれば、固定客確保となります。

受講者が20人以上いて半分以上がタイプ4のセミナーもありましたが、お昼休憩はほとんどの方が連れだってコンビニにお弁当を買いに行き、教室に戻ってテーブルを囲んでワイワイしながら食事を摂っていました。(私はそれを遠巻きにポツンと一人観察していたわけですが・・・)

リバースエニアグラムのデータをこんな所で目にするとは!と思った光景でした。