リバースエニアグラム

エニアグラム全般,タイプ4

エニアグラムの解説HPが少なかった時代に、各タイプをかなりかみ砕いて解説をされていた「リバースエニアグラム」というHPがありました。愛知県のタイプ2の方がされていたと記憶しておりますが、残念なことにサイトは閉鎖されてしまいました。

そのサイトには「タイプ診断をして最初に自己判定されるのはタイプ4が最も多い」と書いてあったように思います。管理人さんがまわりの方々に協力してもらってエニアグラムの診断テストをしたところ、約40%が「私はタイプ4である」と判定が出たと書かれていたように記憶しています。診断テストだけによる自己判定なので、誤認がだいぶ混じっている(大部分はタイプ4以外の人だった)ことが分かったとかだったかな? 遠い記憶なので結構あやふやです。(検索したら魚拓がありました)

当時私は「タイプ4なんてむちゃくちゃな人間なんて、まともに生きていけるはずがない。この日本にもしいたとしても極わずかだろう。」と思っていたので、なぜタイプ4と思う人がこんなに多いのか非常に不思議に感じたことを覚えています。

タイプ4って大人気

その後、いろいろなセミナーに参加すると「タイプ4でありたい人」が割といることが分かってきました。最初に読んだ本が影響しているのでしょうか? 私は「タイプ4なんかに生まれていたら人生終わっている」と思っていましたのでこれらの人たちが理解できず、「なぜ自分がタイプ4であることをうれしそうに話すのだろうか?」と興味が湧いてきました。

と同時に「私が本を読んで思ったタイプ4と実際のタイプ4にズレがあるのではないか」とも思うようになってきました。初心者ですからどのタイプも良く分かっていませんが、本を読んでも特に私が理解できていないのがタイプ4なのかと思ったのです。

そんな私も最近はおぼろげながらに本物のタイプ4と誤認のタイプ4の区別が付くようになってきました。リバースエニアグラムに書いてあったように、自称タイプ4は統計的に誤認が多い説に一票入れたく思う次第です。しかしなぜみんなタイプ4に憧れるんでしょう? 私の中には無い感覚なのです。

タイプに優劣はない

最初に行ったセミナーの冒頭で「タイプに優劣はない」と教えてもらいました。「タイプ1よりタイプ2の方が優れている」などはありません。ただ健全度が高い低いはあります。

頭じゃわかっているのですが、「うわっ あのタイプ・・・」などと思ってしまうこともあります。そういうときは「タイプに優劣はない」というルールを思い出し気を付けるようにしようと思っていますが、そうできていない時もあります。なかなか難しいですね。