なんのためにエニアグラムを知ろうとするのか

エニアグラム全般

国内でエニアグラムを勉強しようと思ったらこのようなところがメインでしょう。

国際コミュニオン学会
https://www.communion.ne.jp/

日本エニアグラム学会
https://www.enneagram.ne.jp/

c+f研究所
http://www.transpersonal.co.jp/

ビジネス能力開発株式会社
https://www.biz-noukai.com/wp/

これらの企業や団体が主催していなくても講師やファシリテーターがこれらの所出身だったりします。他にもいろんな方やいろんな団体がエニアグラムを広めるために活動されています。しかしどこに行っても同じというわけではなく、微妙に狙うところと言うか優先順位などに違いがあるように感じます。

たとえば対自分なのか対他者なのかの違いがあるように思います。エニアグラムを使って自分の中を見つめ、健全度を上げていくことでよりより人生を歩もうということに力を入れているところもあれば、相手のタイプを知り相手のタイプに合わせた対応をすることで人間関係を円滑にしようということに力を入れているところもあります。

どちらもエニアグラムを使えるので、どちらか片方だけやっているところはおそらくありません。どちらに軸足を置いているかの違いがあるだけと思うのですが、受ける印象は変わるかもしれませんね。

そういう私も知識を得ても活かすことが出来ていないダメ人間です。せいぜい「あの人はタイプ○だからこういう反応をするのも仕方ないことなのだろうな」と思うことで、ストレスを軽減するのが関の山。人間性が成長する気配が全くありません。

私のような低レベルの使い方を見て「タイプの決めつけは良くない」、「○○博士はエニアグラムはそういう風に使うものではないと言っている」、「他者をどうこう言う前に自分のタイプ特有の癖を見直すことに使うべきだ」とか言われそうですね。そうできれば良いんだろうけど、難しいんだよね~。

派閥争い

エニアグラムは教える人によって若干変わる部分があります。流派が異なると仲が悪いようです。別の流派の悪口はポンポン出ます。大体そこに所属している講師の悪口で「自分でタイプ○って言っているけど、タイプ▲にしか見えない。」とかが多いかな? 逆に「あそこの○○さんのタイプ□の解釈は的を射ていて勉強になった」など褒める言葉は全くと言って良いほど聞いたことがありません。

微妙にタイプ分けも違うので、ある団体でタイプ◆と判定された人が、別団体に行くとタイプ☆のグループで参加することになることもあるでしょう。たぶん本当はどれも同じ基準のはずなのですが、どれが正しいのか気になるところです。誰かがんばって統一してくれ~。でも無理でしょうね。みんな自分の所こそ正しいと思っているでしょうから・・・

2021/04/03(土)エニアグラム全般

Posted by 鯛ぷ~