最初に読んだエニアグラムの本

エニアグラム全般

最初に読んだのはエニアグラムの本はこの本。

この本を読んで私は「タイプ4なんてタイプに生まれていたらこの社会をまともに生きていけないだろうな。かわいそうに。」と思いました。同時に「タイプ4なんて住んでいる世界が違うからお目にかかることもないだろう」とも。なぜなら会社員とか定収があるような仕事には就けないだろうから私とは接点がないと思っていたのです。

タイプ診断テストをするとタイプ1が高く出ました。別のサイトの診断テストをするとタイプ5の点数が高く出ます。その次に点数が多い(毎回3番目に高い)のはタイプ6。毎回最低点だったのはタイプ2で、下から2番目に低いのはタイプ4でした。

本を1冊読んだだけでちょっと分かったつもりでいた私の感覚はこんなものでした。

初めてのエニアグラムセミナー

本しか読んでいなかったのですが、数年後エニアグラムの1日セミナーに行くことにしました。

教室の扉をノックし、ノブを回して重い扉を開けます。その日の参加者は私一人だったので早速セミナーが始まりました。

講師「エニアグラムはどれくらいご存じですか?」
私「本を読みました。」
講師「ご自分のタイプは何だと思われますか?」
私「タイプ1って出ました。」

と言うと、「タイプ診断のテスト結果は8割間違っているからね。」とのこと。

「この絵、どういう意味か分かりますか?」とタイプ1の人が描いた絵を取り出して見せてもらいました。しかしどういう意味かさっぱりわからりません。「じゃぁこれ」と別のタイプ1の方が描かれたという絵を見せてもらってもわかりません。その日は一通り全タイプの説明をしてもらって、「あなたはタイプ6じゃないですか?」と言われて終了しました。

ここから私のエニアグラムに対する関心が高まっていきました。本を読んで勝手に解釈していたこととセミナーで聞いた解釈ではかなり違いがあり、もっと知りたいと思ってしまいました。帰宅してから本を読み直し、いろんなサイトを見て知識を得る毎日が始まりました。

みなさんもエニアグラムに触れ、最初はネットや本で勉強をされると思います。本は有益な情報がたくさん載っており、これから何度も読み返すことになるでしょう。ネットは玉石混淆で本に載っていないような実体験の貴重な生の情報もあれば、そうでない情報も上がっています。本でもネットでも文字から得られる情報は自分のフィルターを通した解釈になってしまう難点は否めません。ぜひワークショップなどに参加し、各タイプの生の声を聞いていただいて、エニアグラムに関する洞察を深めていただければと思います。

と言いつつ私もまだまだ足りていないところばかりです。将来「あのときこう書いたけど間違っていた」と気づくようなことを書き連ねている部分がきっと出てくるはずです。しかし何にもしないより、少ないながらの経験でもアウトプットすることで誰かのお役に立つかもしれないと思い綴っていこうと思います。

エニアグラム全般

Posted by 鯛ぷ~