健全度が低いほどタイプがわかりやすい
エニアグラムのタイプって、健全度が低い方が典型的な特徴が出ていてわかりやすく感じます。健全度のレベルはここのサイトで紹介されていますね。
と言うわけでここのページでは健全度が低く、状態が悪い人のエピソードが多めになってしまっているかな。
本を読んでいても悪い状態の印象が強く残っているタイプがありました。私の中でタイプ3やタイプ8のイメージはあまり良くないものでした。なので健全度が高い人を見ると、タイプをつかめないことがありました。
今まで良くしてくれていてしょっちゅう飲みに行っていた人の機嫌を損ねてしまい、その反応で「あ。この人タイプ8だったんだ。」と腑に落ちたことがあります。その人は私が番号で人を見ることがイヤだったようです。その後、引っ越しされたこともあり疎遠になりました。かといってこちらから連絡を取ろうという気にもならず、そのままになっています。
別の気の合う人もタイプが良く分かりませんでした。「眼鏡かけてるからタイプ5?」と思って見たものの、タイプ5ではなさそうだしなんだろうと思っていました。その人はエニアグラムに興味を持ってくれ、ワークショップにも参加されました。するとある時「タイプ3で落ち着いた」と連絡がありました。
「タイプ3って中身がなくて、嘘つきで、薄っぺらい、嫌なヤツ」と言う先入観に犯されていた私は「こんなに優しくて気遣いがうまい人がタイプ3なの?」と衝撃を受けてしまいました。今まで勝手にタイプ3判定をしていた私の周りの人間は、健全度が低いタイプ3ばかりだったのでしょう。健全度が普通以上のタイプ3もいたのでしょうが、タイプ不明に分類していたのでしょう。
いろんな人を見て、教えてもらって、少しずつ軌道修正されてきているのかな? でもまだまだ分からないことだらけなので、いい加減なことばかりがこのページには綴られております。
「タイプに優劣はなく、あるのは状態の良し悪しである」と言うことを改めて肝に銘じなければと思った出来事でした。
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