タイプ8にボーナス点
以前勤めていた会社の社長がエニアグラムタイプ6でした。
タイプ6なので守って欲しい願望があります。強い人が大好きです。なので社内のリーダーにはタイプ8が多くいました。健全度は関係なく、タイプ8なら魅力的に見えるようです。パワハラ的なこともあるおかげか、社員はうつで休職される方もいらっしゃいました。
常務になったタイプ8
社長は入社したとき、製造現場で修行を命じられたそうです。その職場のリーダーがタイプ8。その後、役員 → 副社長 → 社長と先代(義父)から会社を引き継ぎました。すると製造現場のタイプ8リーダーがスピード出世で常務になりました。
先代社長の時は重用されていなかったのに、代替わりで大出世したそうです。とても恐い顔です。ブスッとしていていつも機嫌悪そうです。出先から電話がかかってきても「社長おるか?」、社長は自分の子分と思っているようでした。
この方はその後会社が倒産した時、さっさと会社を辞めて出て行きました。
次の常務
私の新入社員研修でこの方は営業部長としてレクチャーされていました。演台に立つと同時に罵声が飛びました。「おまえらトイレのスリッパくらい揃えられんのか!」みんなびびりました。とても恐かったことを覚えています。タイプ8の後釜はタイプ8でした。
倒産の引き金
取引先と一緒に事業を展開していました。しかしある日突然、取引先のシャッターが開いていないことが分かりました。売掛金が回収できず私が勤めていた会社も運転資金が回らなくなりました。
タイプ6社長は取引先の社長と仲が良く、信頼しきっていたようです。今から考えれば取引先の社長はタイプ7w8だったように思います。
他にも管理職はタイプ8が多かったです。タイプ8にはボーナス点が出るのでしょうね。割を食うのは健全度が高くないタイプ8の下になった従業員でした。やはり健全度が低い人の下は離職が多かったように思います。そして残ったのはタイプ6。タイプ8が定年で去った後の管理職はタイプ6濃度が上がりました。変化できない大企業病(←大きくなかったけど)が発症するのは時間の問題かもしれません。
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