隊長の由来
エニアグラムタイプ8と思われる部長(↓この人)について、「部長なのになぜ皆さん隊長と呼んでいるんですか?」と聞いた時に教えてもらったエピソードです。
私が入社する前ですが本社のあるエリアは大きな自然災害に見舞われました。インフラは使えなくなり、会社に行く手段も、連絡する手段さえも無い状態でした。当然しばらく出荷も製造も止まってしまいます。
このような状況の中でタイプ8部長(当時は主任とか係長だったかな?)は、社員の家を一軒一軒訪ねていきます。電車も車も使えない状態ですからおそらく徒歩か自転車ででしょう。「おう、○○! 生きていたか! 無事だったか!」と声をかけながら。
自宅や避難所に突然訪ねてこられた社員は大変感動したそうです。それからタイプ8部長は「■■(←名字)隊長」とみんなから呼ばれるようになりました。
子分のことを気にかける優しい親分という感じでしょうか。未曾有の大災害の中で誰でも大きなストレスがかかって分裂方向に行きそうなのに、統合の方向を選んだわけです。
究極のストレスの時は統合方向に向かうものなのでしょうか。少し~そこそこのストレスだと分裂方向に向かいやすいです。
ただタイプ8部長の本質はこういう所なんだろうなと思ったのです。
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