縄張り 2
私が以前いた部署に異動してきたエニアグラムのタイプ8と思われる部長のエピソードです。
サンプルを取引先に宅急便で出さないと行けない時がありました。しかし部屋にちょうど良いサイズのダンボールがありませんでした。
以前配属されていた部署では、ダンボールに入れたサンプルが工場から回ってくることがあり、要らない分は終業前にゴミ置き場に持って行っていました。と言うわけで10m先の以前いた部署に、ダンボールが余っていないか見に行きました。
やはりその日も複数のサイズのダンボールが余っていて、ゴミ捨て場に持って行くべくたたまれていました。昔の同僚と「これ捨てる分? もらっていい?」「あ~ どうぞどうぞ」と軽く雑談をし、欲しいサイズのダンボールをもらって帰ろうとすると、タイプ8部長が話しかけてきました。
部長「ここのものは勝手に持っていくな。」
私「え? 捨てる分ですよね? あの子達にも要らない分と確認しましたけど?」
部長「そのダンボールはここの部署のものだ。」
私「はぁ・・・」
部長「欲しいなら『いただいていきます。ありがとうございました。』とオレに言っていけ」
私「はぁ。ありがとうございます。いただきます。」
捨てるものでも縄張りのものならオレ様のものみたいです。そういえば役職定年後、この方はこの部署のゴミ捨て係になっていましたね。専門知識が無いと務まらない部署なので、管理職を外れたらやることがなくなって居づらかったのか、ゴミが好きなのか・・・
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