縄張り 1
エニアグラムタイプ8と思われる部長のエピソードです。
私が以前所属していた部署は専門性が高い部署だったので、アマゾンで中古本を買って通勤電車の中で読んでいました。私費で買って、読み終わったものは部署の本棚に置いて誰でも読めるようにしていました。私はその後他部署に異動となりました。
私が所属していた部署では数年後、タイプ9部長が定年を迎え顧問に退き、タイプ8部長が異動してきました。まずやったのは私が部署に寄付した仕事の本を捨てること。専門書なんか結構したんだけどなぁ。絶版になった本もあるのになぁ。もう私はその部署に戻ることはないだろうから好きにすればいいよと思いつつ、タイプ8部長が読まずに本を捨てることに「この人、向上心ないの?」と疑問にも思いました。
「今日からここはオレ様の縄張りだ。無知蒙昧な奴らのほうがコントロールしやすい。部下にはこんなものを読んで下手に知識を持たせたくない。」だったのかな?
その後もいろいろ耳に入ってきましたが、なにかと香ばしい人でした。50歳過ぎてから門外漢の部署に異動となり、ストレスがたまって健全度が落ちてしまったんでしょうね。そのときは「こいつバカだ」と思っていましたが、今なら少し分かるような気がします。
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