暫定タイプと偽(?)タイプ
自分のタイプのテーブルに座り、一緒にワークをして自分の中を探っていくのが良くあるエニアグラムワークショップのスタイルです。そして他のタイプの話も聞いて気づきを得ていきます。
タイプが確定していない人も自分のタイプと思われるタイプのテーブルに入ってみて、自分のタイプはどのテーブルなのかを探っていったりします。確定まで長い道のりになる人もいます。私は「もっと迷え~」とほくそ笑みつつ、あらゆる可能性を探って自分で納得できるところを見つけて欲しいなぁと祈りながら生暖かく見守っています。
「私はタイプ○で~、私って○○な人だから~」的な自信満々な人は個人的には苦手です。この系統の人は、本などから自分なりの解釈でそのタイプに対して良いイメージを作り上げ、そこに自分を重ねて演じているように見えてしまいます。
作り笑顔で「本に書いてあることはそういう意味じゃないと思うよ」と胸の内で思いつつ、うまく出来た3Dだなぁと見下げてしまう自分をそこに見出してしまったりします。私が考えるタイプ○と違うので、そのイメージを壊させないがための防御反応なのかもしれません。「己の解釈が正しい」のぶつかり合いなら、なんの成長にもならないので注意が必要ですね。
でもやっぱりこの系統は苦手です。一人だけならまだ良いのでしょうが、私が少数派に陥り、ガンガン話題を引っ張って行かれるともう無理です。「あなたの好きにすればいいんじゃないですか。私は参加しませんが・・・」と気配を消してそのテーブルの輪の外に意識を飛ばしてしまいます。その方がみんなで盛り上がるように見えます。話も振ってこないので Win – Win の関係を構築できるし、あぁ良かったなぁと思えるのです。
それでもってファシリテーターのお手並み拝見。あなたは見破れますかと・・・
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