かっこいいが基準
エニアグラムタイプ3モラハラ課長の名言です。
原料のコストダウンを目標に掲げる部署でした。しかしそうそう値段は下がりません。原料を置き換えるにしても開発、製造、営業、取引先など関係する所との調整が必要ですので、すぐに置き換えることもままなりません。しかし結果をすぐに持ってこいと騒いでいます。いやいや、あなたは上にいい顔をするために無理な目標数値を掲げたんだから自分で責任取れば良いのですよ。
タイプ3モラハラ課長は「なんとかしろ」、「目標数値に足りない分をどうするつもりなんだ」と言うだけですので、みんなモチベーションは上がりません。それでもイヤイヤがんばります。しかし目標に達するのは到底無理ですので、ため息しか出ません。
ある時、職場会議でタイプ3モラハラ課長が言い出しました。
「目標達成が一番かっこいい。次にかっこいいのは目標達成できなくても、残業してがんばっている奴だ。目標も達成せず、残業もせず帰っている奴は最低だ。」
えっ? かっこよく見せるために仕事するの? と私は驚いたわけです。私が残業したところで原料の単価は下がるわけありません。「鯛ぷ~さん。毎日そんなに残業しているのですか。かわいそうだから納価下げますね。」なんて言ってくれる業者がいるでしょうか? と言うわけで私は毎日定時に帰っていました。
タイプ3モラハラ課長を気にするタイプ6の平社員は、3~4時間残業をしているにもかかわらず定時で上がったことになっていました。現状をありのままに申請しないとダメだと諭しても、タイプ6平社員はこれをかたくなに拒否していました。タイプ6の平社員の仕事が遅いから入力も全部私がやってあげているのに、そんなにやることがあるのか謎でたまりませんでした。業者とやりとりしようにもその時間に電話もできないでしょうが・・・
腕を組んでエクセル画面を眺めているだけのタイプ3モラハラ課長も22時くらいまで残っていたらしいですから、その手前帰れなかったのかな? 肩書きだけの有害な無能に気遣いするだけあって、このタイプ6はタイプ3モラハラ課長に気に入られてました。私は他人の、特に馬鹿のご機嫌を取るのは出来ないことなので、ある意味尊敬する点でした。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません