ジャガーを乗り回す男

タイプ3

新卒で入社したころの話です。古い工場を閉鎖し、その跡地にマンションを建てて売り出していました。そのための不動産会社(子会社)を作り、子会社の社長がエニアグラムタイプ3と思われました。

不動産会社は社長、課長、パート事務員の3人の会社でした。本社工場の一室が不動産会社にあてがわれていました。子会社社長は親会社社長の大学時代(?)の友達だそうです。ジャガーに乗って、いいスーツを着て、ビシッと決めて出勤されていました。工場なのに一人だけ特にかっこいい雰囲気の人が社内にいたというわけです。

この子会社は私が入社する数年前に設立されていました。しかしいろいろあり、私が入社して1年経たない間に親会社の経営が悪化し、子会社は無くなってしまいました。するとその子会社社長の顔を見ることも無くなりました。

金の切れ目が縁の切れ目だったのかな。同じ会社の人が納税額を調べたところ、子会社社長は年収数千万円だったそうです。他の2人は親会社に転籍したので、そのようなやりとりはあったと思います。でも作業服を着て泥臭い仕事をやろうとは思わなかったのでしょうね。想像ですが・・・

タイプ3

Posted by 鯛ぷ~