2社購買品
このエニアグラムタイプ9の人のエピソードです。
大量に使う原料は2社購買していました。その原料の一つは↑のタイプ9が担当で、交互に注文することになっていました。しかし担当では無い他の課員は知りません。知らないのでシステムに自動で上がってきた優先発注先にばかり注文していました。ここで発注先を2社目のところに手動で変えないといけなかったのです。
2社購買の内の1社は、その月からいきなり実績が減ったので、営業担当者が驚いて電話をかけてこられました。そこでその原料は2社購買品と判明しました。この原料ってタイプ9の担当の分じゃないか。アウトプットをしないで流れを止める情報のダムをやりやがったか。
タイプ9(関西人)にどういう取り決めになっているのか聞くと、笑顔でこんな言葉が返ってきました。
「うん、ええねん、ええねん。大丈夫。」
なにがいいんだ? 答えになってないし・・・ 現状どういう取り決めになっているのか、今後どうするのか聞くも返ってくるこたえは同じでした。
タイプ9って「ええねん」で人生を乗り切ってきたんだろうな。
結局は私が発注先表を作り、どちらに発注したか記録し、次に発注する人はこれを見てどちらに発注するか確認するようにしました。ご想像の通りタイプ9は改善策も提示しないし何もしていません。漂っているだけでした。
タイプ1とコンビに
内線電話をしているか、お茶飲んで一休みか、トイレのループ。メールは使わず電話が好き。なにかあったら「ええねん」で逃げ切る。こいつダメだと思っていたら、ある時タイプ3モラハラ課長に耐えかねて一人辞めていきました。その人の穴埋めで、タイプ9は同じ課の別のグループに担当が変わりました。
そのグループは長年やっているタイプ1と2人だけのグループです。タイプ9はいつもタイプ1をイライラさせていました。何度言っても仕事が覚えられないのです。納期が間に合わず欠品するのが前日に分かっているのに、当日まで放置。それでも「ええねん」で逃げるので大した肝の据わりようです。おそらく寝たら忘れる(寝るためにモヤモヤは邪魔なので、「よし!忘れるぞ!」と決意して寝る前に意識から消し去る。)をやっていたのだと思われます。
自分を責めないから他人を責めることも無い、と言う点はタイプ9の長所であることはわかります。しかしこんな状態ではみんな疲れてしまいますよね・・・
業者との商談記録も矢の催促をされてやっと作り始めていました。1ヶ月前の話なんて覚えているのでしょうか? その都度入力しても数分で出来る簡単なことなのに・・・ 時間は悠久という感覚はタイプ9以外は持っていないのだろうと思った出来事です。
タイプ9も健全度によってこんなにも見え方が変わるものなんですね。
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